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  2011・1.1 ベランダからの初日の出
  2011・1.1 ベランダからの初日の出

初日の出

1月1日の朝、

我が家のベランダから初日の出を見ようとカーテンを開けると、薄紫の空に飛行機雲!

まさに太陽が顔を出そうとしているその空は本当に美しかった。

元旦にこんな風景を我が家から見ることができるなんて!

まだまだ体調が悪いけど、なんだか良いことが待っているような気持ちにさせてくれた。

神様、ありがとう。

ヒャー! ムカデ

実家に介護で帰郷してから早2年、夜は電気の下で編み物をしたりしているが、

昨夜、炬燵の横を何かが動いた気がして目をやると「ヒャー!ムカデ」

20㎝はあっただろうか、あわてて金ばさみを取りに行った2,3秒の間に見失ってしまった。

昨年は庭の畑のトマトを取りに行ったとき、胸のあたりにムズムズ感を感じソ~ッと服をめくってみたら、なんとムカデが乳房の谷間に入り込んでおり…

今思い出してもゾッとする!

そんなことがあったので昨夜は眠ることもできなかった。

今日は一刻も早くバルサンで退治しなくては…ああ…いやだ!

                 2014,4,20

崖から転落!

川の向こう岸にある竹藪は5メートルほどの崖を登らなければならないため

年寄りだけのこの地域では誰もタケノコを採る人がいなかった。

そのため質のいいタケノコがたくさんあると思われた。

幸い川は浅く、流れに足を取られることもなくわたることができた。

崖は傾斜が大きかったが、雑木につかまりながら難なく上ることができた。

思っていた通り、大きなタケノコを次々に見つけ、持ってきた大きな袋にいっぱい採ることができた。

 いざ、袋を担いでその崖を降りようと足を踏み出した途端、私の体は宙を舞った。目の前にあった大きな木の幹につかまろうとした手は空を掴み、その木に顔面を激突!

上の歯と唇に激痛が走り、さらに体はそのまま下の河原に転げ落ちた。

一瞬、何が起きたのか理解できないまま、違和感のある上あごに手をやった。

真っ赤な血が手を伝い、大きくちぎれた唇は下唇にまで垂れ下がり(触った感じでそう感じた)、前歯が内側に大きく引っ込んで口を閉じることができなかった。

 何とかしなければ…そう思った私は両手の指でその歪んだ歯を掴み、思いっきり前に引っ張り出した。全体がしびれていて、痛みはさほど感じなかった。

それでやっと口を閉じることができた。

気が付くと袋は破け、タケノコの何本かは川に流されてしまっていた。

必死でかき集め、袋の敗れたところを手でつかみながら家に帰った。

その間も、口の中は流れ出た血でいっぱいになっていたが、それでもタケノコをしっかり抱えている自分にあきれ,可笑しかった。

あくる日、改めて唇を見ると傷口はゆがんだまま、もう止血していたし、ひじや臀部や足に大きな内出血や腫れはあったが、医者には行かなかった。

あれから3か月、まだ唇の腫れは取れず(このまま治らないかも)左のひじ関節は時々脱臼するようになってしまった。

それでも少しずつ良くなってきている…と思うので様子を見ている。

 

主人に「年も考えず、無茶なことをするからだ!欲張るから」と冷ややかな言葉を浴びせられ、納得!これからは気を付けてやろう…

2014,7,23

 

けがのその後

あれから10か月が過ぎた。

ひじも臀部もすっかり治癒したが、心配していた通り唇の傷だけは組織の硬結を残し

形が変わってしまった。

母は、「美人(親は欲目なんだわね)が台無しになっちゃった…」と嘆いている。

 今年もまたたけのこの季節になり、向こう岸の竹林をにらみながら、少しばかりの収穫に甘んじている日々である。

 

2,015,5,23